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【しつけ方 最終回】人間の食べ物に興味を持ってしまった時の対処法とは?

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しーまさんちの猫ブログ運営者の CMATERRACE SIBERIANS™(サイベリアンブリーダー・キャットグルーマー・動物看護師)です。
私自身の詳細は、プロフィールページに記載してありますので、以下の詳細ページよりご確認下さい。

前編では、猫ちゃんの「しつけ」の前提条件や人間と動物の理解のメカニズムの違い、しつけの基本は予防から「予防で済ませることが大前提」であることをキーワードと共通点から予防法のノウハウをお伝えさせて頂きました。
今回は前編の続きとして、「人間の食べ物に興味を持ってしまった、その行為がルーチン化してしまった時の対処法」についてご説明していきたいと思います。

今回のご説明では、猫ちゃんが「人間の食べ物に興味を持ってしまった、その行為がルーチン化してしまった場合の対処法になりますので、既にしつけで予防するタイミングを過ぎてしまった段階ということになります。
あくまでも、「しつけではなく対処法」になりますので、その点を踏まえて是非参考にしてみて下さい。

もしかしたら、「しつけ」で間に合う可能性があるかもしれません。
その可能性に期待してみるという意味でも、念のため「前編」を今一度振り返ってみてはいかがでしょうか。

それでは、本題に入りたいと思います。
ご準備はいかがでしょうか。

目次

前編 追記

まずは、前編のおさらいをしましょう。

猫ちゃんの「しつけ」というのは、猫ちゃんの実体験の程度で「しつける期間に」ばらつきがあります
オーナー様は絶対に「結果を焦らず」に「1か月・3か月・6か月・1年」と猫ちゃんがご家庭で過ごしてきた月数と猫ちゃんが実体験してきた経験値でしつけの難易度は変わります。
ルーチン化してしまった時は「予防自体は手遅れ」ですが、ルーチン化する前であれば可能性は残されておりますので、長い目を見て「しつけ」していきましょう。
仔猫時期の早い段階で「しつけ」することが出来れば、互いに最良の結果となることでしょう。
仔猫時期と言っても、お迎え直後の2か月から2週間以内、環境に慣れるまでの期間と押さえておきましょう。
この時期を過ぎたとしても、ルーチン化さえしていなければリカバリー可能ですので、焦らず「しつけ」に取り組みましょう。
まずは、前編でお話ししました「ご家庭でのローカルルール」をお迎え前に話し合っておくことで、お迎え直後から「しつけ」に取り組むことが出来ます。
一分一秒を争うわけではありませんが、それぐらい「しつけ」は早ければ早いほど効果的なのです。

興味をもってしまった、ルーチン化してしまった時の対処法

それでは、興味をもってしまった・ルーチン化してしまった時の対処法についてのご説明をしていきたいと思います。
その方法は「人間の食事時に合わせる方法」と「ケージに戻ってもらう方法」の2つの方法があります。

人間の食事時に合わせる方法

方法の一つ目は、人間の食事時に合わせて、猫ちゃんにも食事を与える方法です。
所謂、「気を猫ちゃん自身に向けさせる方法」ですね。
そもそも人間のご飯に興味を持ってしまった時は、もう既に根本的な解決は難しい段階ですので、「猫ちゃんの気を紛らわしている隙に、食事を済ませてしまう」のが一番手っ取り早い方法です。

嗜好性が高いウェットフードを与えよう

この場合猫ちゃんに与えるフードは、ドライフードではなく嗜好性の高いウェットフードの方が食いつきが良い場合があります。

この方法でも「人間のご飯に強烈な執着を示してしまっている猫ちゃん」には効果は殆どありません

ケージに戻ってもらう方法

一つ目で効果があまり見られない場合は、もう最終手段を取らざるを得ない状況まで来ています。

この手段は、ケージ以外で過ごしている時間が長ければ長いほど又ケージで過ごしたことのない猫ちゃんにとっては大きなダメージとなり、猫ちゃんにとって多大なストレスを与えてしまう結果となります。

できる限り避けたい手段ではありますが、ここまで来てしまうと「健康を守るという意味でも」致し方ありません。
人間の食べ物を盗み食いし、猫ちゃん自身の健康を害してしまうよりかは「マシ」と割り切り、心を鬼にして取り掛かりましょう。

ケージに戻す場合に是非チャレンジしてみてほしいこと。
ケージの中にウェット又はドライフードを与えるか否かは、特に気にする必要はありません。
ただ、どちらかというとウェット又はドライフードを人間の食事時に合わせてあげた方が効果があるかもしれません。
「ケージに戻すという対処法」を行っている時点で「しつけのタイミングは過ぎている」ため効果は望めなさそうですが、もしかしたらうまくいくかも?という期待を込めて取り組んでみてはいかがでしょうか。
生き物である以上1+1=2とは限りませんので、ダメでもともとです。
但し、これは当キャッテリーでは未確認情報のため、オーナー様で取り組むか否かをご判断下さい。

最後に

繰り返しになりますが、しつけは早い段階で取り組むことにより更なる効果が得られやすくなりますし、予防線を張るという意味で致命的なルーチン化を防ぐことが出来、結果オーナ様にとっても猫ちゃんにとっても互いに過ごしやすい家庭環境になることでしょう。

今回のテーマは以上となります。
今回お話しさせて頂きました飼育情報が、オーナー様にとって良い結果に繋がることを願っております。
もし、今回のご説明でご不明な点などがあれば、お問い合わせフォームよりご質問下さい。
それでは、次回の記事でお会い出来ますことを楽しみにしております。

CMATERRACE SIBERIANS

これからも飼育に関する内容や病気予防に関する内容をお伝えさせて頂きますので、日々の飼育の参考になればとてもうれしく思います。
それでは、また次の記事でお会いしましょう。

免責事項
記事内容は常に細心の注意を払いリサーチし作成しおりますが、猫ちゃんの性格・ご家庭での飼育方法やご家庭でのルールはご家庭毎に違いますので、必ずしも記事内容の取り組みが成功するという保証はありませんので、参考程度にお読み下さい。

利用規約の詳細はこちらよりご確認下さい。

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