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猫ちゃんは肉食動物 肉食動物の行動の特徴を知ろう

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しーまさんちの猫ブログ運営者の CMATERRACE SIBERIANS™(サイベリアンブリーダー・キャットグルーマー・動物看護師)です。
私自身の詳細は、プロフィールページに記載してありますので、以下の詳細ページよりご確認下さい。

猫ちゃんの一つひとつの行動には意味があります。
その行動一つひとつの意味を知り理解することで、万が一飼い主様がお困り悩んだ時に傾向と対策を取りやすくなることは間違いありません。
なぜなら、生き物である以上明確な答えがなく、機械の操作説明を調べ実践するのとはわけが違い、闇雲に調べ掻い摘んで対策を講じても上手く行くはずがありません。
答えがないのが生き物の難しさではありますが、間違いなく言えることは猫ちゃんの行動の特徴を知ることが飼い主様がお困り悩んだ時の対策の近道であるということです。

今回の内容は対策までは長文になり過ぎてしまいお話しするまでには至っておりませんが、今回の記事をお読み頂くことで飼い主様がお困り悩んだ時の対策の参考になれば幸いです。

それでは、本題に入りましょう。

目次

猫ちゃんは肉食動物

生きている動物を食べる動物のことを「肉食動物」と言います。
肉食動物が相手を攻撃し捕らえる方法に「狩り:ハンティング」という方法があります。
このハンティングをする動物のことを「捕食動物」と言います。

猫ちゃんの一つひとつの行動は、このハンティングをする捕食行動の名残りで、野生の本能によるものです。

肉食動物については、こちらの記事でも触れておりますので、ご興味があれば是非お読み下さい。

ハンティングは以下のような一連の流れがあります。

  • 獲物を探す。
  • 獲物を追いかける。
  • 狙いを定める。
  • 獲物に飛びつく。
  • 獲物を捕獲する。
  • 獲物の息の根を止める。
  • 獲物を引き裂き食べる。

猫ちゃんの行動の特徴

猫ちゃんは動くものに敏感で、瞬発力があるがスタミナがない

ハンティングには休息が必要です。

肉食動物は、いつ獲物がやってくるチャンスが訪れるかわからないため、狙った相手を一瞬で捕まえるべく、瞬発力がズバ抜けて発達していますが、その分スタミナがないのが特徴です。
肉食動物に分類される猫ちゃんは、動くものに敏感に反応し逃げるものを追いかけるための瞬発力に長け、次の獲物を捕獲するために休息をとるという習性があります

一方肉食動物から逃げる必要がある草食動物はどれだけ長く走れるかが重要で、新たな餌を求めるために移動する必要があるため、肉食動物よりも裕福なスタミナがあります

猫ちゃんは単独で行動する

動物には「群れで生活する動物」と「単独で生活する動物」に2分されますが、猫ちゃんは後者に分類されます。

単独で生活をする動物は、犬ちゃんのように群れを成し群れの仲間同士で協力し合い獲物を捕獲するのではなく、仲間と協力することなく単独でハンティングし自身が生きていく分だけを捕食し生きていく動物です
他者と行動を共にすることも協力し合うことも服従関係を持つこともありません

この単独で生活をする動物である猫ちゃんの行動が、甘えたいときには甘えるとった「マイペースでわがまま」、所謂ツンデレ性格という語源が皆様の中に定着したきっかけとなったのでしょう。

猫ちゃんは縄張りを主張する

単独行動をしていく中で必要なことは、生きるために必要な獲物を猫ちゃん自身で捕獲し、外敵から自分の身を守らなければ生きていくことが出来ません
そのため、猫ちゃんは食事・排せつ・休息・外敵から身を隠すことが出来るなどの安心できる区域(縄張り)が必要なのです。

猫ちゃんはマーキングをする

縄張りを確保する目的の一つにマーキング行動があります。

これは自身の縄張りを他者に主張するための行動で、体から分泌されたフェロモンを区域内に擦りつけたり自身のおしっこやうんちの臭いを区域内に付着させたり(スプレー行動と言います。)区域内に爪痕(爪研ぎ)を残したりすることで自身の縄張りを他者に主張する行動を取ります。

これは、野生の本能ですので止めさせることは出来ません。

マーキング行動が飼い主様に不都合となった場合の対策を講じることはできますが、残念ながらこれは対策であり根本的な解決は野生の本能である以上難しいのが現状です。
もし「マーキング行動を止めさせることが出来た」という事例があったとしたら、それは猫ちゃんに多大なストレスを与え、強制的に止めさせたのではないかと想像出来ます

スプレー

スプレー行動はマーキング行動の一つで、オス猫ちゃんによく見られる行動です。
これは発情中のメス猫ちゃんを惹き付けるための行動の一つと言われていますが、発情中のメス猫ちゃんもオス猫ちゃんを惹き付けるためにスプレー行動をする場合もあります。

この行動は避妊去勢手術を施すことで防ぐことができますが、あくまでも習慣化する前には効果的ですが、習慣化された後では手遅れの場合が殆どですので、可能な限り適切な時期(8ヶ月頃まで)までには避妊去勢手術を施すようにしましょう。

爪研ぎ

猫ちゃんが行う爪研ぎには、様々な理由があります。

ハンティングの習性

最大の理由はハンティングによる野生の本能で、鋭い爪をキープするために爪を研いでいます。
猫ちゃんの爪は下に新しい爪が生えてくるため、爪研ぎをすることによって表面の古い爪を剥がし新しく鋭い爪を出しています

マーキング効果

爪研ぎにはマーキングの効果があります。
猫ちゃんの肉球には臭腺があるため、爪研ぎをすることで自分の臭気を付着させています

ストレス発散

爪研ぎにはストレス発散や気持ちを落ち着かせる自浄効果があります

爪研ぎをする別の理由 

飼い主様の方を見ながら爪研ぎをしている場合
「飼い主様と遊びたい」「ごはんが欲しい」「飼い主様に構ってほしい」などの愛情の表れかもしれません。
そんな時はおもちゃで遊んだり、膝の上に載せてあげたりなど猫ちゃんの欲求を満たしてあげると急接近のチャンスですね。

猫ちゃんは落ち着きがない

猫ちゃんは自身の縄張りに外敵が侵入していないかなどの安全性を探るために、頻繁に巡回行動を取ります
猫ちゃん同士の争いを避けるため、お互いの縄張りを尊重し適度な距離感(パーソナルスペース)を保って生活しています

頻繁に巡回行動を取るために、猫ちゃんは忙しなく落ち着かないというイメージが付いたのだと思います。
この巡回行動は、短毛種と長毛種を比べた場合に短毛種ほど忙しない動きを見せ傾向にあります
また、タイプ別に見た場合は、細身の猫ちゃんほど忙しない動きを見せる傾向にあります
但し、経験上個体差(個々の性格)のほうがタイプ別を上回る傾向にありますので、結局のところ猫ちゃんの性格次第といったところでしょう

猫ちゃんはきれい好き

猫ちゃんは被毛を清潔に保つため自身の身体を舐めたり、うんちに砂を被せて隠すなどの行動をします。

この行動は、自身の臭気を消し自身の居場所を外敵や獲物から気づかれないようにする(縄張り主張のマーキング行為)ことや清潔を保って病気に罹患しないようにするなどの自衛目的です。
これら行動習性のことを「セルフグルーミング」と言い、単独行動動物ならではの特徴です。

セルフグルーミング

セルフグルーミングにも理由があります。

被毛の清潔維持

猫ちゃんの舌には無数の突起があり、セルフグルーミグをすると汚れや古い毛が取れて、清潔に保っています

マーキング効果

被毛を清潔に保つことで自分の臭気を除去し外敵や獲物から自身の存在を隠す野生の本能でセルフグルーミングをしています。

体温調整効果

発汗をほとんどしない猫ちゃんは、セルフグルーミングで体温調節をしています。
身体を舐めることで被毛に唾液が湿り、湿った被毛の水分が蒸発することで「気化熱」が発生し体温を下げています

猫ちゃんは閉狭所・高所が得意

高所を好んでいるのか?

猫ちゃんのハンティングは獲物を見つけやすく獲物からも発見されにくいため、茂みなどの閉所や高台などの高所で待ち伏せます。
また、高所や閉所だと外敵から攻撃をされる危険性が少ないので安心して休息できる場所としています。
これは「好んで」というよりは、ハンティングによる野生の本能と言えます。

実際良く目にする光景として、屋外なら木の上や塀の上、屋内ならタンスの上など、高所で過ごすことが多いように見受けられます。
これは猫ちゃんのハンティングによる野生の本能を物語っています

高所で過ごすのは危ない?

猫ちゃんは平衡感覚に優れているため、高所は危ないというよりむしろ安全で居心地の良い場所です。

閉所狭所を好む?

猫ちゃんがわざわざ狭いところに入り込むのをよく見かけます。

猫ちゃんの祖先であるリビアヤマネコが砂漠の穴倉などで外敵から身を隠しながら、ネズミなどを捕って生活していたという歴史的背景があります。
また、狭所は猫ちゃんにとって外敵から身を守る安心して休息が出来る場所ですので、高所同様に好むというよりはハンティングによる野生の本能です。

猫ちゃんはよく寝る

猫ちゃんは1日約15時間程度寝て過ごします
仔猫ちゃんや老猫ちゃんであれば15時間以上寝て過ごします。

睡眠時間が長いのは、ハンティングに備えて体力を温存させるための野生の本能の名残りです。
いつでもハンティングができるように、レム睡眠とノンレム睡眠のサイクルは人間とは異なり、熟睡はせずノンレム睡眠に重きをおいています

安心しきっている場所ではレム睡眠に重きをおくこともあるようですが、基本はノンレム睡眠です。
そのため小さいちょっとした物音でも「ビクッ」と目を覚まし、その後も急激な動きも対応可能です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
何となくでも猫ちゃんの行動の特徴を理解頂けたでしょうか?
猫ちゃんの行動の特徴を理解するには、まず肉食動物であるということ、捕食動物であるということ、そして単独動物であるということ、この3点を抑えておく必要があります。
単独動物である猫ちゃんの特徴を無視した飼育方法は、猫ちゃんにとって不快極まりなく多大なストレスを与える結果となり、猫ちゃんに様々な体調不良をもたらしてしまい、飼い主様の負担が増える結果となってしまいます。
行動の特徴を抑えるだけでも、対策の3分の2は完了していると言えますので、大変かもしれませんが愛する猫ちゃんのためにも、今回の記事を参考にされて下さい。
機会があれば、続編である対策編を執筆したいと思いますので、その時は是非お読みになられて下さい。

CMATERRACE SIBERIANS™

今回のテーマは以上になります。

今回お話しさせて頂きました内容が、飼い主様にとって良い結果に繋がることを願っております。
万が一記事のご説明でご不明な点などがございましたら、お問い合わせフォームよりご質問下さい。
これからも飼育に関する内容や病気予防に関する内容をお伝えさせて頂きますので、日々の飼育の参考になればとてもうれしく思います。
それでは、次の記事でまた皆さまにお会い出来ることを楽しみにしております。

免責事項
記事内容は常に細心の注意を払いリサーチし作成しておりますが、猫ちゃんの性格・ご家庭での飼育環境・ご家庭でのルールなどはご家庭毎に違うため、必ずしも記事内容の取り組みが成功するという保証はありませんので、参考程度にお読み下さい。
また記事内容が獣医療に関する内容の場合は、法令により診断の確定や治療方針などは獣医師のみが許可されており、動物看護師ではその診断・治療法について確定し助言することは出来ませんので、参考程度にお読み下さい。
記事内容に心当たりがある飼い主様がおられましたら、一刻も早く動物病院に通院されることをお勧めします。
利用規約の詳細は、こちらよりご確認下さい。

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