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サイベリアンってどんな猫種?

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しーまさんちの猫ブログ運営者の CMATERRACE SIBERIANS™(サイベリアンブリーダー・キャットグルーマー・動物看護師)です。
私自身の詳細は、プロフィールページに記載してありますので、以下の詳細ページよりご確認下さい。

目次

概要

現在のロシア(旧ソ連)西部に位置するシベリア地方で、AD1000年頃には存在していたと言われているドメスティックキャット(ドメスティックキャット=地域猫又は土着猫と言います。)の代表猫種です。

ロシアでは現在もドメスティックキャットとしていたるところに生息しています。
シベリア地方では、夏は40℃、冬は-40℃になる寒暖差の激しい、北半球の中でも特別な冷帯地域です。
(ちなみに北海道も冷帯地域の分類に入るそうです。)

激しい環境下で生き抜くために備わった能力

寒暖差のある激しい環境下で生活していたサイベリアンは、激しい環境下で生き抜くために、他の猫種には類のない様々な能力が備わりました。

  • 悪天候から自信を守るために発達した分厚く密度のあるミディアム(二層目)コート、アンダー(一層目)コート
  • 冬の-40℃の寒さを防ぐために発達したトリプルコート(三層目)
  • 反対に夏の40切歯をために発達した換毛(短毛種並みにつるつるになります。)
  • 激しい寒暖差を耐え抜くために備わった強靭な精神力・身体能力
  • 食料調達に適した強靭な肉体構造(発達したフェイスライン・筋肉や骨格など)

これらの様々な肉体構造や身体能力が他のドメスティックキャットと比べて、健康面に不安の少ない血統猫だということを物語っています。

世界では飼育頭数が多く、人気が高い

サイベリアンは、古くから東北欧で人々と共に生活していたと言うこともあり、東北欧や北米を中心に、同ジャンルのドメスティックキャットであるメインクーンやノルウェイジャンフォレストと等しい人気があります。
TICAでは、血統登録匹数においてメインクーンやノルウェイジャンフォレストよりも多く血統登録されています。

ルーツ

ノルウェイジャンフォレスト・メインクーン・ターキッシュバンの祖先

サイベリアンは、バイキング(開拓者)と共に、新しい大陸(新天地)の発見に伴い、生活拠点を徐々に極寒の地から暖かい地へと横断していきました。
北欧にたどり着いたところに、サイベリアンはノルウェーの土着猫と交配し、現在のノルウェイジャンフォレストの原型が誕生したと言われています。
また、原型のノルウェイジャンフォレストは、アメリカメイン州に生息していた土着猫との間で交配がなされ、現在のメインクーンの原型が誕生したとも言われています。この2猫種の祖先であることが有力な説となっています。(ターキッシュバンも同様です。)
交配した順番は、以下のような順番と言われえています。

  • サイベリアン→(ターキッシュバン)
  • サイベリアン→ノルウェイジャンフォレスト→メインクーン
  • ノルウェイジャンフォレスト→メインクーン

このような歴史的背景から、ペルシャ猫(正式にはパージャンと呼びます。)に匹敵するオリエンタルな猫種です。
あくまでも現代のノルウェイジャンフォレストやメインクーンの原型が出来上がったということであって、現代の猫種の姿とは程遠いです。

特性(特徴)

ワイルドな容姿とは裏腹に、想像を絶するほどの性格と賢さを持ち合わせています。

外観の風貌は、極寒の地で耐え抜くためのコートの厚みや運動能力、勇敢さ、且つ地域のドメスティックキャットとして古くから人間と共に過ごしてきた歴史的背景があり、人間社会で共生していくために身に付けてきた知恵(賢さ)、従順さ(人になつく)を兼ね備えた、正に「文武両道」と言う言葉がぴったりな猫種です。

容姿は“王者の風貌”言うまでもないでしょう。

重厚な被毛に覆われ、筋肉質でパワフル
いつもは「のそのそ」「寝てばかり」であまり動きません。
しかし、ここぞ!という時には、その重量とは裏腹に、機敏な動きを見せてくれます
まるで獲物を一瞬で捕らえる時のような動きをします。
階段を駆け巡っていく姿は、瞬きを忘れるほど圧巻です。
サイベリアンは、運動神経抜群なドメスティックキャットの貫禄が今もなおあります。
正に、王者の風貌をしています。

かなりの甘えん坊な性格です。

飼い主へのストーカー行為でしょうか?
ワイルドな風貌に対して、真ん丸で円らな瞳でこちらを見つめてきます。
いつも飼い主の傍を離れず、移動する時には足元をついて歩いてきます
飼い主がソファーでくつろいでいると「クルクル」と可愛らしい声で鳴き、傍へやってきます。
撫でてあげると「もっともっと」と言わんばかりに頭を摺り寄せ催促してきます。
構ってほしい時や淋しくなってなった時には「ひゃーん」「くるくる」と鳴いて「構ってよ」と訴えてきます。

難点なところは一つだけ、成猫だと7㎏くらいにはなりますから、重いということです。
最大級の愛情表現は「ごっつん」と頭突きをしてくるところでしょうか?

習得能力もズバ抜けています。

飼い主に従順、サイベリアンの専売特許ですね。
覚えてほしいことなど、反復することで体得出来ます。
残念ながら動物ですので理解をすることは難しいですが、反復することで身体で覚えていきます
人の会話を一生懸命に聞き、ある程度の言葉のニュアンスくらいであれば覚えることが出来るようです。
嫌なこと(お風呂など)でも「終わったら〇〇あるから我慢よ」と声を掛けると、一生懸命に我慢することが出来ます

サーカスで芸を覚えた仔猫ちゃんがいるくらい、サイベリアンは賢いのです。猫ちゃんはよく「家につく」と言いますが、家ではなく、飼い主に懐く、飼い主が一番な猫種です。
そんな賢いサイベリアンに、愛着がより一層湧いてきます。

© 2014 CMATERRACE SIBERIANS ™ 2014年WEB記事より引用 

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これからも飼育に関する内容や病気予防に関する内容をお伝えさせて頂きますので、日々の飼育の参考になればとてもうれしく思います。
それでは、また次の記事でお会いしましょう。

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